部屋の窓

脳性まひのぼくが、自分を愛するために、箸の先で書きつづる思い

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

優しさに救われて

平成二十二年十月三十日、窓からみえる空は、雲が広がっていた。 ピアノのCDを流しながら、アパートの部屋でひとり、座布団にすわって、パソコンに向かう。 手がうまく使えないので、割りばしをつけたサンバイザーをかぶり、あたまを動かしながら、それで…

イチジクの花…

アパートにみえる客や知人、あるいは出かけた先で、たまに聞かれることがある。 「尾崎さんは、自伝を書こう、というおつもりは、ないんですか」 脳性まひ、という運動神経にかかわる障害があり、ぼくは歩くこともできないし、手もうまく使えない。思いや考…