脳性まひ者 しんやのひとりごと

脳性麻痺による両上下肢機能障害と共に生きる筆者が、折にふれ、浮かぶ思いをつづる。

介護に関わる方へ

いつも迷うのです

重い障害があっても、ひとり暮らしできるんですね。よく言われるけれど、ぼくは、 「ひとり暮らし」 を期待していたのではなく、 「地域での生活」 というかたちを選んだのだ。選べない人の手が必要である以上、日々の暮らしもなかなか思うようにいかないと…

重度の障害者なのに、なぜ一般地域での生活を選んだのか?

この文は、地域での生活を決意するまでの気持ちの流れを、整理するために書いたものです。胸にしまっておくつもりでおりました。 ですが、真の福祉の実現を願う者として、ぼくという、ひとりの人間が経験した福祉の現場を、一人でも多くの人に知ってほしいと…