母におしえられ
きのうは実家の母(七十代)が、昼過ぎ、ぼくのアパートにようすをみに来ました。
玄関のドアが開き、
「おいっす」
ぼくは返事をしました。
「おぉ」
「なんだべ、元気ねえな」
「元気だよ、おいっす」
と返事しました。
「しんや、なんの日かわがっか。ウナギ買ってきたからや。半分ずつ食うべ!」
「え?」
土用の丑の日、そんな時季なんだと知りました。
目の前のことをこなしていくばかりで、気づけば月日の流れは、早いもんだと、黄昏れることもあったりします。いまのぼくはそんな日々です。
が、離れて暮らしている母が、元気そうだと、ホッとします。
そういえば〈SEKAI NO OWARI〉の曲、あれいいよ、と母が言っていました。
一時間半ばかり、世間話をしたりして、帰って行きました。
あとでYouTubeで探してみましたが、どの曲なのか、息子のぼくにはわかりませんでした。
〈SEKAI NO OWARI〉も、あらためて聴いてみると、元気をもらえるような、いい楽曲、いっぱいあるな……